スプレードライ法はパーティクルエンジニアリング技術であり、肺送達用のドライパウダー吸入剤処方の製造に利用可能です。本ウェビナーでは、難しい配合処方の製造を可能にするスプレードライテクノロジーの最近の開発に焦点を当てます。一例として、一度のユニット操作で行われる１つのモノクローナル抗体（mAb）と3つの低分子医薬品原薬からなるドライパウダー吸入剤用配合剤の製造を挙げます。

ドライパウダー吸入剤により肺に送達される配合治療薬は、患者さんの治療負担を軽減する効果的な方法です。吸入剤は従来、原薬微粉砕後に混合することで調製されてきましたが、バイオ医薬品を含む多くの原薬は粉砕には適合しません。またそのような医薬品は、原薬微粉砕後に混合する方法で製造できる量に比べて、高用量を必要とすることがあります。

複数成分の同時スプレードライ法は、複数の有効成分を含む吸入剤製品を製造するための強力な技術です。本ウェビナーでは、新しいスプレードライ技術がこれらの製品を実現する上でどのように役立つかを検討します。

本ウェビナーの主な目的：

• ライパウダー吸入剤用配合処方が望ましい用途と適応を理解する
• 同時スプレードライ法のプロセス、および難しい配合処方の製造方法について詳しく理解する
• 肺癌治療のための配合治療薬の製造に、同時スプレードライ法がどのように利用できるかについて学ぶ

*本プレゼンテーションの言語は英語になります。