肺癌の吸入投与による局所治療は、患者さんのコンプライアンスを向上させ、治療コストを削減し、用量をも減少できる可能性があります。ドライパウダー吸入剤(DPI)は、患者さんにとって便利な常温保存可能なパッケージで、肺への薬剤デリバリーにおいて最も普及しているデバイスです。スプレードライ法は、DPIでの利用において、モノクローナル抗体(mAb)などの繊細な分子のパーティクルエンジニアリングを可能にするために使用されます。
本ウェビナーでは、スプレードライ法で処方された、mAb VEGF阻害剤であるベバシズマブの吸入剤処方を用いたケーススタディを紹介します。前臨床での非小細胞肺がん(NSCLC)ラットモデルでの検討では、注射剤と同程度に効果的に腫瘍量を減少させることが明らかにされています。
*本プレゼンテーションの言語は英語になります。